レーザー加工機とは?
レーザー加工機の設置に必要な環境
レーザー加工機を設置しご利用される場合に必要となる環境のご説明です。
搬入経路
レーザー加工機をご指定の場所に設置するため搬入経路を確保する必要があります。搬入経路に狭い扉や階段がある場合は、レーザー加工機の大きさや重量を考慮し充分なスペースがあるかの確認が必要です。(クレーン車を使用する場合は、別途料金がかかります。)
室温・湿度環境
レーザー加工機はCO2レーザー発振器(気体レーザー)を使用しています。従って、温度・湿度を一定に保つことが必要です。空調設備を完備した室内でご使用頂くことが必要です。埃っぽい場所や直射日光が当たる場所での使用は、レーザー加工機の正常な動作に悪影響を与えることがあります。 (メーカーの推奨環境:推奨温度22-25℃・湿度55%以下)
電 源
単相100V、もしくは単相200Vの電源コンセントが必要です。小型の機種(VLS-Desktopシリーズ)は110V仕様、中大型の機種(VLS-Platform,PLS,ILS)は220V仕様ですが、トランスで昇圧します。また、レーザー加工機には安定した電源の確保が必要ですので、レーザー加工機本体で使用するコンセントはブレーカーからの単独配線を推奨しております。
排気装置
レーザー加工では粉塵・臭気などが必ず発生します。加工素材の材質や加工頻度、周辺環境などによって排気装置が必要です。排気装置は、純正のエアクリーナー、市販の集塵脱臭装置、市販の簡易排気ブロワーなどから最適な提案をさせていただきます。
設置場所
レーザー加工機の重量は、最も軽いVLS2.30で約36Kg、PLSシリーズでは、約100 Kgから150 Kg程度あります。レーザー加工機を稼動しても水平を保ち揺れて動かないような設置場所の確保が必要です。また、台に置く場合も揺れなどが発生しないしっかりとした台が必要です。
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