サーマルセンサーについて
レーザー加工機の温度センサー・サーマルセンサー
博士
ユニバーサルレーザーの機能紹介。今回は記念すべき第一回目。安全に関わる機能、サーマルセンサーに関してじゃ!
助手
サーマルセンサー?どういう機能なんですか?
博士
お客様にも周知している事じゃが、レーザーで物を彫刻やカットするという事は条件や材質により火災の可能性があるのじゃ!
ユニバーサルレーザーは加工中に火災が発生しても火が装置外に出ない構造になっておる!
もし、火災が発生しても加工室内に水をかければOK。
助手
水をかけたら加工室中の電装系がやられてしまうのではないですか?
博士
勿論、状況にもよるが加工テーブルよりもモーターなどは上部にあるので壊れにくい様に対策はしてある。
何より加工室内がある一定以上の温度になると自動でレーザーが止まるので装置が火事で全損するほどの火災は起きない!
これがサーマルセンサーなんじゃ!
助手
サーマルセンサーはどのような仕組みで成り立っているのですか?
博士
電源とは別に乾電池を使ってサーマルセンサーを動かしておる。
通電されなくても乾電池なので常にセンサーは動いていられるのが特徴じゃ!
乾電池の設置場所に関してはお客様の問い合わせなども多いので、ここで紹介しておこう。
サーマルセンサー乾電池設置場所紹介(プラットフォーム版)
博士
上図にある通り、装置正面から左に回り黄色の付近に回ってください。
博士
左に回りましたら上図の装置左側、黄丸の付近をご確認下さい。
博士
上図の黄丸の部分が乾電池の設置場所となります。
取り外し方法は上図の赤丸内の黒い四角い部分をマイナスドライナー等で引っ掛け上に持ち上げます。
助手
設置場所は分ったのですが、電池がなくなったらサーマルセンサーは動かなくなるのですか?
博士
確かに電池がなくなるとサーマルセンサーは動かないが装置も動かなくなる。
しかし、電池がなくなったらUCPの画面に“Low battery”と出るので交換時期は一目で分かるぞい。
助手
そうなんですね。よく分かりました。これなら安心ですね。
博士
そうじゃ。ユニバーサルレーザーは安全に関してはどこよりも追及しているので安心して使うのじゃ。
ユニバーサル・レーザー加工機のサーマルセンサー
- 加工室内がある一定以上の温度になると自動でレーザーが止まるので安心・安全!
- UCPの画面に“Low battery”と出たら、乾電池の交換時期!