レーザー加工事例
ガラスコップへの基本加工例
レーザー加工機でガラスコップへ彫刻を行った加工例の紹介です。
純正オプションのロータリーフィクスチャーという円筒形素材の治具を使うことで、曲面への加工をスムーズに行うことができます。
↓こちらは加工の様子になります。
こちらは仕上がりの写真です。
- 加工用データについて
コーレルドローグラフィックスイーツX6で加工用データを作成しています。
データ作成の流れは以下のとおりです。
1.ファイルのインポートでロゴマークを貼り付け
2.コップの円周に入るサイズに変更
3.データを270度回転
4.ページのY軸中心位置にデータを移動
データ作成の流れは以下のとおりです。
1.ファイルのインポートでロゴマークを貼り付け
2.コップの円周に入るサイズに変更
3.データを270度回転
4.ページのY軸中心位置にデータを移動
- レーザー加工機の環境
- レーザー加工機のパラメーター
Rast(ラスター)
Power:50%
Speed:50%
PPI:500
DPI:5
Engraving Field(加工領域)
Rotary:Enableチェック
Diameter:60mm
- 加工時間
3分38秒
- 加工のポイント
●素材の向きによって、データの回転方向を変更します。
●UCPによる、ロータリー加工モードへ変更します。
●ロータリー使用時の注意点
Y軸方向の移動が制限される
使用できるレンズが2.0インチ or HPDFOに限られる
エアアシスト器具は使用しない
●加工終了後は、専用のやすり、または柔らかい布で表面を拭いて、ガラスの粉塵を取り除きます。
- その他、加工上の応用ポイント
写真彫刻の際には、文字彫刻よりもパワーを下げる